今日は、育児と仕事の両立を応援する取組についてお話をうかがいました。
お会いしたのは株式会社マミーゴーの荻野代表取締役で、ご自身も2児のママです。
会社を訪問してまず目に入ったのは、すやすや眠る荻野さんのお嬢さん(生後2か月)でした。
赤ちゃんのいるオフィス。とてもやわらかくて心地よい空気に満ちていました。
「子育てで会社を辞めざるを得なかったけど、社会とはつながっていたい」
「チームで何かを成し遂げる一体感が忘れられない」
多くのママから寄せられる声に応えたい。
そんな思いから、当初は子育て中の女性の人材紹介を行うことを考えたそうです。
しかし、相談に行った人材派遣会社からは「急に休まれたら困る」などの理由でことごとく理解を得られなかったといいます。
「だったら自分が働く場を提供してあげよう!」
そう思って立ち上げたのがマミーゴー。
荻野さんの会社では、入力・集計、WEB制作、アプリ開発などの業務を請け負い、工程別に(マミーゴーに登録している)ママに委託をしているそうです。
ママは、子育てしながら自宅で仕事をすることができます。受託した仕事を期限までに納品できればいいので、時間に縛られることはありません。
必要なスキルは、無料で教育しています。
マミーゴーで社員として働いている方も皆さん子育て中の女性だそうですが、荻野さんの経営理念である「多様な働き方」を実践すべく、
・子連れワーク
・テレワーク
・時短勤務
といった勤務形態を取り入れているそうです。
実際、お子さんが熱を出して急遽出社できなくなり、テレワークで仕事をされている方と荻野さんがskypeで打合せする場面を見させていただきました。
また、「私は子連れワークを推奨しています。子供が小さいうちって、寝ている時間も多いんです。その時間、こうやって仕事に集中できるでしょ?」との言葉にはすごく説得力があると感じました。
最後に、荻野さんから
「例えば子供が幼稚園に通っていたら、子供を送ってからお迎えに行くまで、10時から13時までオフィスワーク。夕方からは在宅ワーク。それに子連れワークやテレワークも含め、いろいろな働き方が認められるような社会にしてください」
と提言をいただきました。
そのような社会をつくっていけたら、女性がもっともっと輝き、少子化対策に目途がつき、そして日本の経済も良くなっていくと確信します。
私たちの手で、そういう社会をつくっていきましょう。
微力ながら力を尽くしていきたいと思います。
ちなみに・・・
赤ちゃん抱かせていただきました。
ちょーかわいい!!