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認知症予防の打合せ、発達障害支援策の勉強会


こんばんは、鈴木隼人です。

今日は音楽療法の専門家、発達障害支援の専門家をお招きし、それぞれに関する打合せを行いました。

【認知症予防の打合せ】

傾聴療法の中で、回想法という技術を使うことがあります。

これは、昔懐かしい物の写真をお見せすることで当時の記憶を刺激し、脳の活性化を図る、というもので、回想法を継続的に実施することで認知機能の維持にも効果があると言われています。

今日の打合せの中で、音楽療法でも昔懐かしい曲を皆で歌うなど回想法が取り入れられていることを知り、とても興味深かったです。

その他、化粧療法に応用できる考え方なども聞かせていただき、とても勉強になりました。

「より良い社会をつくる仲間の会」にも音楽療法のエキスパートとして参加していただけるとのこと、素晴らしい仲間に加わっていただけることに感謝し、また心強く感じています。

【発達障害支援の打合せ】

発達障害については、早期の対応により予後が相当程度改善することがわかっているものの、

・親がなかなか気付けない

・子供の異変に気付いても、親が病院等に連れて行くことに躊躇しがちである

などの理由で、対応が遅れてしまうケースが目立つそうです。

実際、全国に30万人いる発達障害児の中で、療育に通っている児童はその10分の1の3万人に満たないとのこと。

また、発達障害対策については国のガイドライン等が存在しないため、療育事業者の中には質の低い事業者も存在している、という課題も聞かせていただきました。

意見交換を行う中では、

・親に早期発見、早期対応の必要性を周知する

・発達障害の療育ガイドラインを策定する

といった今後の対応策に関する具体案についても議論。

発達障害対策に関する取組、ぜひ応援したいと思っています。


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