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若者の声を行政に届けるには!?


若手国会議員で立ち上げた「若者の政治参加検討チーム」は、6月5日に第5回会合を開催しました。

三井物産戦略研究所の藤井明子さんから、地方自治体の審議会における若者の登用や若者議会などの先進事例について講義をしていただいた後、若者代表として参加していただいたミュージシャンのグローバーさんも交えて意見交換を行いました。

若者の政治参加を進めるには、若者一人ひとりが「自分のアクションで社会を変えることができるんだ」と思えるような社会をつくっていかなければなりません。

法律案をはじめ、政府の重要な政策は、各省庁に設置され民間有識者で構成される「審議会」での検討を経た上で国会に提出されます。

この審議会の委員構成については、『子供・若者育成支援推進大綱』において「子供・若者育成支援施策や世代間合意が不可欠である分野の施策については、子供・若者の意見も積極的かつ適切に反映されるよう、各種審議会、懇談会等の委員構成に配慮する」とされています。

しかし、そもそも世の中に世代間合意が不要な政策分野などほとんど想定されない中、依然として審議会委員の年齢構成は高く、政府の政策が幅広い世代の意見を踏まえたものとなっているかどうかについては疑念が残ります。

その点、佐賀県では審議会委員の30%以上を40歳以下にするとの指針を公表しており、また北海道の青少年健全育成審議会には、1名だけですが「若者枠」を設定しています。

また、山形県遊佐町や愛知県新城市では若者だけで構成される議会を設置し、一定の権限を持たせる取組を行っています。

第5回目の「若者の政治参加検討チーム」では、若者の社会参画の意識を高めていく観点から、このような事例の横展開を図ることの重要性について議論を行いました。

今回の検討を踏まえた具体的な対策については今後整理をしていく予定です。

WEB雑誌『政経電論』でも今回の会合について取り上げていただいており、>>>こちらからご覧いただけます。

今後も毎月1~2回程度「若者の政治参加検討チーム」を開催し、課題を洗い出した上で総合的な対策をまとめていきます。

※第1回会合のBLOG記事は >>>こちらから

 第2回会合のBLOG記事は >>>こちらから

 第3回会合のBLOG記事は >>>こちらから

 第4回会合のBLOG記事は >>>こちらから

 第4回会合で取りまとめた緊急提言に関するBLOG記事は >>>こちらから

※「若者の政治参加検討チーム」メンバー

小倉将信 衆議院議員

小林史明 衆議院議員

佐藤 啓 参議院議員

鈴木憲和 衆議院議員

鈴木隼人 衆議院議員

宮路拓馬 衆議院議員

村井英樹 衆議院議員

山下雄平 参議院議員


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