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若者の政治参加基本法の検討⑤インターネット投票


『若者政策推進議員連盟』を開催しました。

当面の目標は若者の政治参加に関する基本法の策定です。

今回はインターネット投票について意見交換しました。

投票環境が悪化しつつあり、また社会の実情に即しておらず、現行制度が限界に達しつつあることについては、先日のブログ

でもご説明させていただきました。

そこでよく言われるのがインターネット投票導入の必要性です。

インターネット投票については、サイバーアタックによる改ざんや他者による投票強要の恐れなどが指摘されています。

そこで参考になるのがエストニアの事例です。

同国は世界でも唯一、国政選挙にインターネット投票を導入している国です。

同国ではインターネット投票を導入して15年が経ちますが、二重封筒方式と呼ばれるセキュリティ対策を講じており、これまで一度もセキュリティが破られたことはありません。

また、インターネット投票については何度でもやり直すことができ、投票所で投票したらそれを最終的な投票とするなど、他社による強要を防ぐ工夫もしています。

エストニアでは投票率が元々6割超と高いため、インターネット投票の導入により投票率は上昇していませんが、他の欧州の国々が投票率低下に頭を抱えていることを考えると、投票率を維持できているのはインターネット投票の恩恵とみなすこともできます。

近年は大規模な自然災害も頻発し、またコロナも起こり、投票率に与える災害等の潜在的影響も大きくなりつつあります。

インターネット投票について真剣に検討すべき時が来ていると感じます。


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